2010年 03月 23日
出場NO-015 応急手当て正しくできますか?
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日本経済新聞より
新聞で興味深い記事を発見しました!
インターネットの調査会社が、全国の成人男女約1,000名に普段常識とされている
応急手当の知識について「あなたはどっち?」と、問いかけたもの。
例えば・・・
【突き指は引っぱると逆に悪化する】
このことを知っていた人は46%、突き指は、指の関節の捻挫や打撲である事が多く、
幹部を無理に動かすとさらに症状が重くなる。
水などで冷やし、指を割り箸や厚紙などで固定するのが良い。
【鼻血の時は、首の後ろをたたいてはいけない】
首の後ろをたたいても止血の効果は無いし、顔を上げていると血液を飲み込み過ぎて
気分が悪くなる可能性もある。
鼻にティッシュを詰めるのもあまり良くない、止血の効果が薄い上、ティッシュをはずす
時に再出血しやすい。また、無理に詰めると鼻の粘膜を傷つけてしまう可能性もある。
鼻血を止めるには、鼻を強くつまむのが基本。
血を飲み込まない為に、座って少しうつむいた法がよい。
(自治医科大学救急医学教室教授・鈴川正之さん)
昔と比べ考え方が変わってきた応急処置もあるんです。
【すり傷が出来た時、消毒したり、ばんそうこうを張ったりしない方が早く治る事がある】
すり傷などの皮膚の軽いケガには、かつては傷口を乾燥させてかさぶたを作るのが
主流だったが、最近ではあえてかさぶたを作らない治療法が増えている。
傷口が湿ったままの方がケガを治す成分が細胞から分泌されやすく、早く治る事があり
そのため最近では、傷口を乾かさないばんそうこうも市販されている。
また、傷口の消毒もやりすぎは良くない。
深い傷が無く、傷口が汚れていなければ、水道水でよく洗えば十分です。
もちろんどんなケガや病気も、重篤な場合は病院で診てもらう必要があり、
判断に迷ったら病院に電話して、病院に行く必要があるか確認してほしい。
(日本赤十字社医療センター麻酔部・加藤啓一部長)
等々・・・。
迅速で正しい応急処置、そのためには家庭の救急箱も重要な物。
年に一度はチェックして、いざという時に備えて下さい。
という記事でした。
by 3bundan
| 2010-03-23 09:38
| 防災・救急